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独首相が仏大統領再選へ側面支援
(以下引用)
4月に大統領選を控えるサルコジ仏大統領に対して、欧州債務危機対策で歩調を合わせる「盟友」のメルケル独首相が側面支援に乗り出す構えを見せている。2 人の名前を合わせ、最近は欧州メディアから「メルコジ」とも呼ばれる蜜月ぶり。緊密な協力関係を築いてきたサルコジ氏が落選すれば、メルケル氏の欧州内で の影響力が弱まるとの焦りも透けて見える。
◇独首相、蜜月に透ける「焦り」
メルケル氏の独与党・キリスト教民主同盟のヘルマン・グレーエ幹事長は28日、パリでサルコジ氏の仏与党・国民運動連合の党大会に出席し、勢いを増す仏最大野党・社会党のオランド候補を「富の再分配を夢見る古くさい左派だ」とこき下ろした。
その上で幹事長はメルケル氏が今後、サルコジ氏の選挙イベントに数回、登場すると約束した。背景には、財政規律重視のメルケル路線に一定の理解を示すサルコジ氏が落選した場合、メルケル氏が欧州で孤立するとの懸念があるとみられる。
サルコジ氏も29日のテレビ出演で「フランスは過去10年で50万人の労働者が職を失ったが、ドイツは雇用を増やした」などと述べ、労働市場改革や付加価値税の引き上げなどドイツが進めてきた経済改革を称賛した。
独紙フランクフルター・アルゲマイネは「サルコジ氏は1600万人の仏国民が視聴したテレビ演説で、15回も『ドイツ』と連呼した。彼の父親はハンガリー出身、妻はイタリア出身だが、彼を感化する欧州の国はドイツだけだ」と伝えた。
欧州債務危機対応で他国からは「ドイツのような黒字国がもっと役割を果たすべきだ」(キャメロン英首相)、「規律だけでは危機を克服できない」(モン ティ・イタリア首相)などと緊縮策一本やりのメルケル氏の姿勢に不満がくすぶるが、サルコジ氏は表立ったドイツ批判を避け、共闘姿勢を崩していない。